東京都内で複数の歯医者を展開している医療法人の事務長のブログだよ

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歯医者でのセカンドオピニオンの必要性

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事務長だよ。

 

歯医者でのセカンドオピニオンの必要性について書いていくよ。

そもそもセカンドオピニオンってなんなのかっていうと、現在聞かされている診断内容や治療予定が適正かどうか。もしくは、現在行われている治療があまり効果が出ていない。

その2つが歯科のセカンドオピニオンで有効な点と言えます。

 

歯医者に於いては、診断のための審査って、レントゲン写真からの読影と、歯周組織検査の2つから行われます。

結果診断が行われるわけですが、はっきりと診断できる場合と、やってみないとわからない部分があるんですよね。

 

よくあるのが、神経の処置が必要と言われて、信用できずにセカンドオピニオンにくる方。来るのはいいんですけど、どんなに小さな虫歯でもレントゲンでみるより確実に大きいので、可能性は示唆するべきだと思うんですよね。

で、問題は、すぐに元の歯医者か、セカンドオピニオン先の歯医者かで、治療すべきと思うんですよね。

 

あと重度歯周病の場合、歯周外科がやれるかやれないかで大きく選択肢が変わってくる。逆に言うと、自由診療の外科的なオペしないなら、どこで治療してもはっきりいって大差ないと思う。

保険診療歯周病治療の流れで治療やったら、順調にすすめて4ヶ月後にならないと、積極的な治療介入はできないから、あっちでちょっと治療して、こっちでちょっと治療して、全然進まない。

セカンドオピニオンするなら、歯周外科やってるとこにいって、抜歯対象の歯と、治療期間と、外科やる範囲と、金額聞いてきて、納得できるならやったらいいし、支払い無理なら保険診療のでどこの歯医者でも結果はさほど変わらないと思う。

 

でもね、過去にセカンドオピニオン受けて感じるのは「自分の歯がそんな状態になっちゃってるのを受け入れられない人」がめちゃくちゃ多いってこと。

だから虫歯の人は、何件もセカンドオピニオン行って結果は同じなのに、半年もたっちゃって最初は「可能性」だったのに、もう確実に抜髄に進行しちゃってるし。

歯周病の人は、ぐらっぐらになっちゃって、殆どが抜歯対象になっちゃってるし。

 

正しいセカンドオピニオンとしては、まず担当医に「セカンドオピニオンを受けたいから資料をいただきたい」と伝えるところから始まります。

で、人気の歯医者に「院長にセカンドオピニオン受けてほしい」って予約をとる。人気の歯医者は、口コミが純粋に多いところね。患者が多いってことは、症例たくさん持ってるから。特別口コミが良すぎなくてもいい。3点台であれば十分。

で、納得できなければあと一箇所くらいはセカンドオピニオン受けてもいいと思う。

でも、3件聞いても納得できないとしたら、それはあなたの状態がとても良くないってことだから、素直に受け入れて、一番貴方のために話を聞いてくれたところで、速やかに治療を開始してください。

 

医科の医者の場合、「その症状と出会ったことがあるか」がとても重要です。

でも歯医者は、「できるかできないか」のほうが重要なんです。

歯科の領域で「症状から推測できない治療」ってそんなにないんですよ。だから、あちこちで聞いても保険診療なら結果は大きくは変わらないです。大学病院も医科はとても優秀な人も多いけど、歯科の場合環境があるだけで、開業に至らない先生の教育現場なんですよ。はっきり言って優れてないと断言してもいい。逆に大学病院じゃないとできない治療なら、開業医のほうから紹介状書くから行ってと言われます。

 

例えば、歯周病が重いのに矯正したいんですとか、通常の歯医者では無理ですよ。まずは歯周病治療しましょう。おわったら状態みて考えましょうとしか言いようがない。

でも保険外の選択肢をもってるクリニックなら、歯周病治療してから骨造成してセラミック治療で賛美性確保しましょうってことも可能。

 

前者はトータルで10万円もかからないくらいの保険診療だけど、もとめる審美性には届かないと思う。

でも後者なら200万円くらいかかるけど、とても綺麗にできると思う。

 

医科におけるセカンドオピニオンと、歯科におけるセカンドオピニオンはこれくらい違います。

 

しないほうがいいとはいいません。もちろん治療に疑問があれば積極的にセカンドオピニオンすべきです。

逆にセカンドオピニオンに非協力的なクリニックは通うのを辞めるべきです。他人に見られたくない治療をしているということですから。

 

でも3箇所行って結果が変わらないなら受け入れてください。歯科には奇病や難病はないです。