東京都内で複数の歯医者を展開している医療法人の事務長のブログだよ

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前々々回からの続き しょぼ歯医者のコンサルネタパート4

jimuchoudayo.hatenablog.com

 

事務長だよ。

 

前回、宣伝にちらっと触ったところを書いたわけですが、SEOSEMを最低限だけやって、SEO強いサイトに金払って登録して、、で、もう1か月以上たったわけですが、まぁまだ増患にはいたらないわな。

じわじわ来るから待っとけよと。

 

次は、業務への意識の改善が必要だよ。

 

まず、なんで歯医者ってこんなにポンコツが院長やってんだ?って思うんですけど、もう業界自体がポンコツ歯医者を増産しているとしか思えない構図ができているからなんだよ。

 

まず、歯学部行くじゃん。んで何かの講座にはいって、強烈な縦社会パンチをもらうわけ。学部長がYES!って言ってくれないとならないわけよ。

今時ですよ、今時、お年賀お中元お歳暮当たり前で、むしろ出さないとYES!って言ってもらえない確率があがるとかいうクソ社会。そうやって社内営業してのし上がっていく社員は「悪」って見られてるのに、いまだに業界全体がソレありき。

 

んで、先生の言うことはすべてYESして、卒業しても大学に勤務したりして恩返し。金払って大学いってんのに。で、国資とって卒後の1年研修にでて初めて歯医者で仕事するわけですよ。まぁまだなんもできないけど突然「先生」になっちゃうわけ。

でもなんにもできないことはわかってるからそれなりに修行するわけですけど、治療しかしないわけよ。あたりまえじゃん、いつ辞めるかわからない新人に経営のことなんて教える時間もったないよ。とにかく早く自分の給料くらい稼げるように育てていって、そのまま惰性で、突然開業します(笑)社長になるんです(笑)

 

治療しかしてないけど、もうそろそろ5年目だし開業しようかなぁ、とかどこかでぽろっと漏らそうものなら、メーカーさんやディーラーさんがわらわら寄ってきて、融資打診して、エリア選定いて、もう開業するっきゃない!ってくらい営業かけてきます。

なぜなら、「開業」をとれたメーカーは、その後数十年にわたってその歯医者と取引が発生します。当然販売したディーラーもその後歯科商材をおさめ続けて年間何百万という売上を確保することができます。

 

受付業務ってどういうことか、助手ってなにするのか、衛生士ってどうやって採用するのか、そんなの全然関係ない封建社会に生きてきたのに、突然院長であり経営者になるんです。

 

だから、受付のスタッフがどれくらい働くのが妥当かもわからない。

衛生士が「あたしっちスカートやなんでわたしだけ違うユニフォームで治療していいッスか」とか言われてもどうまとめればいいのかわからない。

スタッフが困っていてもどう手を差し伸べればいいかわからず「いきなり消える社員」の続出。

スタッフ食っちゃう院長。

 

もうそんなんですよ。

だから、私たちコンサルは「これが標準」っていうラインをスタッフに引いてあげる必要があるんです。これくらい働いてその給料だよって。それ以上に頑張ったらボーナス出るし、足引っ張るなら賞与なんてカットだよと。

それを院長も理解して、業務が遂行されているか、チェックし続ける必要があるよと。

 

こういうポンコツ院長の時は、チェックシートつくって、毎日☑で全部埋めたら帰るっていうシステムにするのが好ましい。業務を洗い出して、朝、昼、診療後って分割して。それから、受付業務って最後に猛烈に業務回ってくるんですよ。

最後の患者って、診療室に入ったら受付暇になるじゃん。で、診療が終わったら助手が片付け開始するじゃん。タイミング的には受付はこれから会計するじゃん。どう考えても受付のほうが仕事終わるの遅いじゃん。

だから、そのチェックシートの後半は、助手や衛生士や下手すれば院長でさえも手伝えるようにして、全員で最後の仕事を終わらせるようにする必要がある。

「診療は手を抜かず、全員で頑張ってで早く帰ろう」

っていう、1つの目標が必要。

 

なのに、最近の衛生士ときたら「あ、わたし20時になったら業務終わりなんで帰ります。片付けは私たちの仕事じゃないです。」とかいうんですよ。

こういうクソ衛生士は雇わないにかぎります。こういうこというやつが組織の規律を乱して、派閥を作り、全員が辞めるなんていう最悪なシナリオを展開してきます。

 

例えばですよ。例えば。「今月の営業所ノルマあと150万円!みんながんばっていこう!!オーー!!」ってなってるさなか、「あ、あたし今月の個人ノルマ達成してるんで、達成してない人たちが頑張ればいいんじゃないですか?」ってことですよ。

「あんなやつほっといて俺たちだけでノルマ達成してやるぜ!」ってなるじゃん?

派閥化ですよ。「仕事できる人はノルマ達成したら帰ればいいじゃん派」と「達成したとしても達成できないやつがいるならフォローしてやろうぜ派」の壮絶なバトルですよ。

それがさ、「いつも仕事できるから帰る派」のやつがノルマ達成できなかったときなんてもうどうなるかわかるじゃん。

「なんであんなやつのために私たちがノルマオーバーして売らなきゃいけないんですか?いやですよ。来月に売上まわします。」とか言って、拠点ノルマ達成できないわけじゃん。

どっちが正しいとかじゃなくてさ、なんでみんなで同じ方向見られないの?って話ね。

 

そこに終わってない業務があって、自分の手が空いたなら、手伝ってやれよって話ですよ。でも、手伝ってくれるからって甘んじてサボってるなら、手伝ってやるなよってことね。バランスよバランス。

 

受付の業務で一番重要なのは「正確なアポイント」です。それは間違えてないとかも含まれていますけど、限界ギリギリまで予約をぶち込むことなんですよ。

たかが受付にいるお姉さんが、そのクリニックの売上がいくらになるかを握ってるんですよ。すごいことじゃないですか?

 

なので、明確に1日のMAX予約を指定します。ドクターからは、この処置は1ポイントとか、2ポイントとか指定し、受付にて予約を取る。

Drの力量に合わせて1日何ポイントまでアポイント入れていいかを決める。んで、それに満たない場合には「なにか」問題があるということになる。過剰に入れると待ち時間が発生してクレームが発生する。

どの時間帯に予約を案内すると効率がいいのか、どの時間帯なら無理やり急患いれてもいいのかだめなのか、そういう判断ができるように育てて行く。

歯科医師と歯科衛生士は、その受付が「いける」って認識した予約を、どうやったら効率よく且つよい治療を提供できるか考え、治療していく。共同戦線である。

タブーが一つある。積極的に入れたアポインとによって診療が押したときの不満を受付にぶつけないこと。「貴方(歯科医師)を信じてアポぶち込んだのに、しょせんはその程度だったのね。」って裏切られた気持ちにもなってるわけよ。受付は。

ならそれにこたえられるように「自己研鑽」こそが正義でしょうが。文句言ってる暇があるなら練習しろよって話ですよ。まぁ、限度はあるけどさ。

 

そういう、切磋琢磨、みんなで早く帰ろう、コストと売上を考えよう、目標を達成しようっていう気持ちが芽生えるように、ギスギスしないように、マネジメントしていくのよ。院長。できますかね。。。。